落ち着いた雰囲気のアイビーブラウンの外壁とグレーの屋根でモダンに一新|江戸川区宇喜田町S様邸 外壁・屋根・付帯部塗装リフォーム
お客様のご要望 | 築年数が経過し、外壁の色あせや屋根の傷み、鉄部・樹脂部の劣化が目立つようになったため、全面的な塗装リフォームをご希望。機能性とデザイン性を兼ね備えた外観への一新をご要望いただきました。 |
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施工データ
築年数 | 約20年 |
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建物種別 | 戸建て住宅(2階建て) |
塗り替え履歴 | はじめて |
施工内容 | 外壁塗装、屋根塗装、付帯部塗装、ベランダ防水塗装、シーリング打ち替え |
使用商材 | 【外壁】水性クールシリコン(AE水性クールシリコン CT-108) 【屋根】AEクールタイト(主剤CLR-106・硬化剤) 【付帯部】クリーンマイルドウレタン(主剤・硬化剤) 【ベランダ防水】弾性トップ14(A液・B液) 【シーリング材】コニシMSシールNB(2成分形変成シリコン) |
工期 | 23日間(足場組み・解体を含む) |
ご提案内容 | 遮熱性・耐候性に優れた各種塗料を厳選し、長期的な保護性能と意匠性の両立を図りました。 特に屋根と外壁のカラーは相性の良い中明度グレー系で統一感を演出し、付帯部とのコントラストで引き締まった印象に。ベランダには高耐久・防滑仕様のトップコートを施し、安心・安全な生活環境に整えました。 |
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担当者写真 |
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施工前の状態(劣化診断時の様子)
S様邸は、築年数が経過しており、各所に経年劣化が確認されました。
施工の流れ
① 高圧洗浄工事(屋根・外壁・付帯部)
まずは塗装前に、建物全体の高圧洗浄を実施。
屋根・外壁はもちろん、シャッターボックス、雨樋、ベランダ床なども対象に、業務用高圧洗浄機を使って長年の汚れ・カビ・埃・チョーキング粉化物を徹底除去しました。
この工程は塗料の密着性を高め、耐久性ある塗膜に仕上げるための重要な下地づくりです。
② シーリング打ち替え(目地・サッシまわり)
続いて、劣化した既存のシーリング材を完全撤去。
ジョイント部・サッシ周囲など全てのシーリング箇所に対して、以下の手順で打ち替えを行いました。
▶既存シーリング除去
▶清掃・マスキング
▶プライマー塗布(接着強化)
▶「コニシMSシールNB」にて2成分シーリング材充填
▶ヘラ押さえ処理
▶シーリング打ち替え 完了
高耐候・ノンブリードタイプのシーリング材を採用し、目地部の防水性を長期にわたり維持できるよう施工しました。
③ 外壁塗装(サイディング壁)
塗装対象の外壁は、劣化に伴うチョーキングや色褪せが顕著でした。以下の3工程で丁寧に塗り重ねています。
▶施工前
▶下塗り(シーラー塗布)
透明の下塗り材をローラーで均一に塗布し、塗膜の密着性を確保。
▶中塗り
エスケー化研「水性クールシリコン(CT-108)」を使用。遮熱性と耐候性を兼ね備えた塗料で、均一な厚みで中塗りを施工。
▶上塗り
同塗料にて仕上げ塗装。ブラウン系のカラーで、清潔感と高級感を感じる外観に仕上げました。
④ 屋根塗装(スレート屋根)
施工前は屋根全体が色褪せており、苔の発生も確認されました。
以下の工程で、「AEクールタイト(CLR-106+硬化剤)」による3工程塗装を行いました。
▶施工前
▶ケレン作業(板金部)
棟板金の浮きやサビを落とし、表面を均して下地を整え。
▶板金部錆止め
▶下塗り
塗料の吸い込みを抑え、上塗りの密着を高めるシーラーを塗布。
▶中塗り
主剤と硬化剤を調合したクールタイトで遮熱性を重視した仕上げ。
▶上塗り
乾燥後には濃淡の美しいグレーで立体感のある屋根に仕上がりました。
⑤ 付帯部塗装(各部位ごとに丁寧な施工)
各付帯部も下地処理から丁寧に塗装を施し、美観と耐久性を両立。
▶シャッターボックス
ケレン → 脱脂 → クリーンマイルドウレタンを2回塗布。金属特有のツヤ感を残しつつ、外壁との色バランスも意識。
▶スリムダクト(エアコン配管カバー)
ホワイト系で清潔感ある仕上がり。細部までローラーと刷毛で丁寧に塗装。
▶換気フード・水切り
ケレン処理後にウレタン系塗料で2度塗り。紫外線・雨風に強い塗膜を形成。
▶雨樋(横樋・縦樋)
樹脂系の塩ビパイプに対応した密着性の高い塗料を2回塗装。全体の色味に馴染む艶あり仕上げ。
▶軒天
軒裏は湿気・カビ対策を考慮し、防カビ性のある白色塗料で2回塗装。室内照度の反射効果も向上。
⑥ ベランダ防水塗装
防水トップコートの表面が紫外線劣化していたため、以下の手順で補修・再塗装を実施。
- 高圧洗浄と脱脂処理
- 弾性トップ14(東日本塗料)を使用し2回塗布
- 室外機はジャッキアップ対応で下部までしっかり処理
- 滑りにくく安全性を高めた、ツヤのあるグレーブラウン系仕上がりです。
⑦ 最終チェック・お引き渡し
最終的に、施工箇所全体を複数人で検査。
以下の観点でチェックを行いました。
- 色ムラ・塗り残しの有無
- 塗膜の厚み(3工程分の確保)
- 光沢と質感の均一性
- シーリングの充填精度と断面形状
お客様立ち会いのもと、仕上がりのご確認と各種使用材料・写真報告書をお渡しし、お引き渡しとなりました。
作業を終えて
S様邸では、遮熱・耐候・防水に優れた塗料と、耐久性の高いシーリング材を使用することで、美観と長寿命化を同時に実現しました。
外壁と屋根の色合いバランス、付帯部の丁寧な仕上げにより、モダンで清潔感ある印象に大きく生まれ変わりました。
「全体がとても綺麗にまとまって大満足です」
とのお声も頂戴しております。